芙蓉リース株式会社
PERSON #05
S. K
EVビジネス部 次長
2005年入社 / 経済学部経営学科卒
INTERVIEW

「前例のない場所へ。」を目指し、
一歩先を行く
EV化の提案に取り組む

ワンストップでの実現力が大きな強み

100年に一度の大変革期を迎えていると言われる自動車業界。芙蓉オートリースもEVリースや自動運転など、新たなモビリティビジネスに取り組んでいます。その牽引役となっているのが私の所属するEVビジネス部です。
芙蓉リースグループでは脱炭素社会の実現に貢献するためにお客様のリース車両のEV化を後押ししており、2026年度末には芙蓉オートリースの保有する車両のEV化、FCV化比率30%を目指しています。このミッションの実現に向け、既存のガソリン車のご契約をEVに切り替えていただいたり、新たなご契約をいただいたりといった取り組みを進めています。
もちろんそれは簡単なことではなく、私たちのアプローチそのものにも変革が求められています。例えばガソリン車をEVに切り替えただけでは、お客様にEVを使っていただくことはできません。EV充電器や場合によってはソーラーカーポートなどが必要であり、そのためのリース組成を行う必要があります。補助金制度も含め、ワンストップで提供することによって初めてお客様にEVをご利用いただけるわけです。
こうしたリース組成のために車両メーカーだけでなく、EV充電器メーカーや施工業者等、幅広い関係者と連携する必要があり、私たちにもそのための幅広い知識が求められています。日々勉強を重ね、新しい知識を吸収しながら業務に取り組んでいます。

新たなビジネスモデルの構築を視野に

自動運転EVバス『ARMA』の普及に向けた取り組みも、EVビジネス部の重要な業務です。少子高齢化・都市部への人口集中が進む中、地方では移動の自由の確保のために自動運転EVバスへの期待が高まっています。芙蓉オートリースでは自ら車両を保有する形で、地方自治体や企業の皆様に自動運転EVバスのご利用を提案。既に全国で20回近くの実証実験を行いました。日常の買い物や医療機関への通院などで、住民の“足”の確保に困っている自治体は大変多く、我々の取り組みは非常に社会的意義の高いものだと自負しています。
一方で我々としてはボランティアではなく、あくまでビジネスの一環としてアプローチしているという側面もありますから、今後実装のフェーズに向けていかにビジネスとして成立させられるかという視点も必要になってきます。芙蓉リースグループでは持続可能な都市生活の実現を目指して、スマートシティプロジェクトへの積極的な取り組みを行っています。自動運転EVバスもその一翼を担うことになると考えており、長期的な視点で引き続き取り組みを続けていきます。

お客様の先を行く提案のために

まだEVの存在がさほど知られていなかった数年前は、EVリースという言葉を口にするだけでお客様は興味を持ってくださいました。しかし最近ではEVはすっかり身近な存在となり、それどころか欧米では普及が鈍化するなど逆風も吹き始めています。今や単にEVリースというだけではお客様は耳を傾けてはくれません。お客様ご自身が脱炭素化に積極的に取り組んでおり、例えばサプライチェーンの脱炭素化にEVがどのように貢献するかというような一歩踏み込んだ提案が求められるようになりました。生半可な知識は通用しなくなってきたのです。
だからこそ一人ひとりが高い志のもと、常に自分をアップデートさせながらビジネスに取り組まなくてはなりません。その積み重ねが社会課題の解決を通じて事業の持続的な成長を実現するCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)に通じ、ひいては当社の経営理念「前例のない場所へ。」の実現につながるのです。
リース会社と聞くと、サステナビリティの領域には縁遠いように思われがちですが、実はB to Bのマッチングを行う業態だからこそできるアプローチがあります。これからも芙蓉オートリースならではの価値提供にチャレンジしていきたいと考えています。

ONE DAY SCHEDULE

一日の流れ
  • 8:30
  • 出社、メールチェック
  • 9:00
  • お客様に提出する提案書を作成
  • 10:00
  • チームミーティング
  • 11:00
  • オンラインでお客様とミーティング
  • 12:00
  • ランチ。愛妻弁当をいただきます
  • 13:00
  • お客様への提案内容について社内で打ち合わせ
  • 15:00
  • 部下とともにお客様訪問。提案を行う
  • 18:00
  • 終業。会社には戻らず、部下と軽く飲んで直帰する

PRIVATE TIME

休日は3人の子供と一緒に過ごすことがほとんどです。週末には10kmほどジョギングをしており、心身の格好のリフレッシュになっています。昨年は長男と一緒に市民マラソンにも参加しました。

OTHER PERSON

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