学生時代、オートリース業界の存在は知りませんでした。ただ私自身クルマが大好きでよくドライブも楽しんでおり、何となく自動車に関連した業界に就職できたらと思っていました。
もう一点考えていたのが、ワークライフバランスの充実した会社がいいということです。当時そんな言葉はなかったものの、土日がしっかり休める会社がいいと思ったのです。というのもサッカーやサーフィンなどの趣味をしっかり楽しむことが、充実した人生を送ることにつながるからです。こうした“軸”で就職活動を進めた結果、出会ったのが芙蓉オートリースでした。
入社してみると、想定したとおりに土日はしっかりと休めました。以来、休日に出勤することになったのは1日だけ。それも業務というより、オフィス移転に伴う準備のためでした。さらに男性社員の育休取得率は100%で、私もしっかり休むことができました。今も時差出勤制度を利用して、朝は子どもを保育園に送ってから出勤しています。充実したワークライフバランスを実現できることは、当社の大きな魅力です。
入社以来エリア営業に携わっています。地域に密着して、既契約のお客様のフォローを行うことが仕事で、これまで中野区、杉並区、世田谷区、新宿区など東京西部を中心に担当してきました。以前のフォロー内容は増車の提案などがメインだったのですが、現在はEV化やアウトソーシングサービスなど、プラスαの価値を生む提案が増えています。
最近印象的だったのは、「災害等に備えてBCP(事業継続計画)に力を入れたい」というご相談をいただいたことです。EVに加えて充電施設も含めたトータルなエネルギーマネジメントについてスキームを考え、提案させていただきました。面白いのは当社の場合、営業担当がワンストップでスキームを構築して提案することです。分業ではないのでお客様は相談事について1人の営業担当に相談すればよく、営業担当も強い当事者意識のもとで提案を進めることができます。
脱炭素化の動きによるEV化に加え、働き方改革のための業務のアウトソーシングニーズも強くなっています。確かな追い風が吹いていると感じており、こうした付加価値の高い提案にさらに力を入れていきたいと考えています。
営業担当として長く経験する中で大切にしてきたのは、常にお客様の立場で考え、小さなことを大切にしてきたことです。たとえば他社リースのクルマについても、お客様が気になったことは相談に乗り、一緒に解決の道を探ります。その場では当社の利益にはつながりませんが、一つひとつ積み重ねていくことで信頼が得られ、どんなことでも最初に相談いただける存在になれるのです。こうした点は私ならではの持ち味ではないかと自負しています。
日本の自動車業界はEV化へと大きく舵を切りました。私もEV導入の提案を通じて、脱炭素社会の実現に貢献したいと考えています。営業担当しての経験を活かし、企画系の業務にも取り組んで、挑戦を続けていきたいと思います。
長男のサッカーの練習に付き添うことが多いです。また私自身もサッカーチームに入ってプレーしています。勝敗よりも、ボールを追って汗を流すこと自体を楽しむようになりました。